コンパクトロガー SIRIUS PC接続タイプ
SIRIUSはUSBでPCに接続する小型多チャネルデータロガーです。お客様の計測シーンに合わせて任意のアンプを選択しカスタマイズしてご使用いただくことができます。ひずみ,電圧,IEPE®,熱電対,回転パルスなどさまざまなアナログ入力とCAN-Bus,GPS,ビデオ画像,ジャイロセンサ等を同期計測し、再生,解析が可能です。
200kHz,24bit,アンチエリアジングフリー,デルタシグマタイプのA/Dを各チャネルに2個実装しています。
入力モジュールのオートレンジ機能と連動して高いダイナミックレンジを実現。ACCタイプのアンプモジュールは160dBもの高ダイナミックレンジを有しています。
【動画】高ダイナミックレンジ(0.18)
入出力間,チャネル間アイソレーションにより、計測系の安全を守りかつ低ノイズの計測ができます。計測において絶縁は非常に重要です。
・各モジュール:アイソレーション電圧 1kV
・HVモジュール:アイソレーション電圧 1.5kV
カウンタサンプリング速度102.4MHz
入力のHigh/Lowの状態を102.4Mのサンプリングクロックでカウントし、A/Dクロックごとにカウント情報として出力することで、より高精度のデータ収録を実現しています。ねじり振動解析やエンジン燃焼解析等の高い回転角精度が必要な計測時に特に有効です。
【動画】スーパーカウンタ(1:21)
本システムは1chずつお客様の計測仕様に合わせて入力モジュールをカスタマイズできます。
電圧入力 / ひずみ入力 / IEPE®センサ入力 / 高電圧(±1000V)入力 / カウンタ入力 / マルチ入出力のモジュールからご発注時指定で選択できます。
また、弊社DSIコネクタ(センサ変換コネクタ)を使用することで、ひずみおよびマルチ入力モジュールはIEPE®入力 / 熱電対(TC)入力 / 測温抵抗体(RTD)入力 / チャージ入力のマルチセンサ入力が可能となります。
このDSIコネクタを使用することで、ひずみおよびマルチ入力モジュールはさまざまな入力に対応することができます。
SIRIUS ACC | SIRIUS ACC+ | SIRIUS STGM | SIRIUS STGM+ | SIRIUS MULTI | SIRIUS HV | SIRIUS LV | SIRIUS CHG |
---|---|---|---|---|---|---|---|
電圧±10V IEPE® |
電圧±10V IEPE® カウンタ |
電圧±10V ひずみ |
電圧±10V ひずみ カウンタ |
電圧±10V ひずみ カウンタ 電圧出力 |
高電圧 ±1200V/ ±1600V (HSタイプ) |
低電圧 ±200V/ ±100V (HSタイプ) |
電圧±10V IEPE® チャージ |
事務所にて計測済みデータを他の計測機器に再度入力したい場合、アナログ出力が必要になります。
従来はデータレコーダを使用し、他の計測器に再入力解析する方法が一般的でした。SIRIUSiシリーズは収録済みデータの再生出力が可能です。
1.アナログ出力オプションによる各チャネルの出力
SIRIUSiの背面にBNCコネクタが付加されます。
出力対応チャネル
・各アナログチャネル
・演算チャネル(チャネル間,四則,CANなど)
・ファンクションジェネレータチャネル
(ソフトオプション)
入力 | |
---|---|
A/D分解能 | 24bit |
サンプリング速度 | 200kS/sec |
チャネル数 | 8ch |
機能 | ファイルリプレイ,条件付きAI出力, FGEN(ソフトウェアオプション) |
仕様 | |
入力レンジ | ±10V |
測定精度 | ±0.1%ofreading±0.02V |
温度ドリフト | ±50ppm/Kofreading±200μV/K |
出力インピーダンス | <10Ω |
最大出力電流 | 20mA |
最大負荷 | >1000Ω |
出力保護 | Continuousshorttoground |
追加仕様 | |
出力コネクタ | BNC |
2.MULTIモジュールによるアナログ出力
本モジュールはアナログ出力機能を有しています。
このモジュールチャネルを利用し下記の機能を利用できます。
・選択したチャネルのアナログ出力(収録と同時のリアルタイム出力)
センサ入力アイソレーションアンプとして使用できます。
・ファンクションジェネレータの波形出力
[ジェネレータ機能]
SIN 波,三角波,矩形波,のこぎり波,ノイズ,任意波形
[出力設定]
一定,スイープ,ステップスイープ,バースト,掃引
・収録済みデータのアナログ出力
計測した実振動データをアナログ出力しながらのデータ収録が可能です。
実振動データを加振機に出力し、加振台上の供試体の振動データを1台で計測できます。
MULTIモジュールは変換ケーブルを使用することで、アナログ出力とアナログ入力,カウンタ入力を混在して使用することが可能です。
ファンクションジェネレータでスウィープ波形を出しながらデータ収録が可能です。
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