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待機電力

電子機器の消費電力テスト

DEWESoftのパワーアナライザは、IEC-62301規格に準拠した独自のソフトウェアツールと柔軟なハードウェアにより、電源トランスの解析および試験プロセスを再定義します。





待機電力テスト

世界のエネルギー消費量を削減するための重要な柱の 1 つは、エネルギー効率の向上です。電子機器の待機電力消費の削減は、エネルギー効率の向上に向けた大きな一歩であり、国際規格 IEC 62301 で定義されています。

待機電力の計測にはいくつかの要件があります。計測デバイスは、非常に低い電流 (< 1mA) と非常に低い電力を指定された精度 (< 0.5W の場合は 0.01 W の精度、> 0.5 W の場合は 2% の精度) で測定できる必要があります。

49次 (2.5 kHz) までの高調波解析が必要であり、データ ロギング機能が強く推奨されます。試験プロセスでは、電源の電圧,THD,温度などを計測する必要があり、これらはすべて規定の範囲内でなければなりません。

DEWESoftのパワーアナライザはこれらの基準を満たし、すべてのパラメータを自動的に計測および解析できます。

クレストファクタ(波高率)の高い電流

待機電力を解析する上での最大の課題は、高いクレストファクタを持つ電流を正確に計測することです。

高いクレストファクタは、電源ユニットのパルス電流によって発生します。
さらに、入力フィルタは多くの場合、有効電流の倍数になる無効電流を発生させます。

一般的なDAQシステムではこのような問題により、計測レンジを純粋な正弦波信号が必要とするよりもはるかに高く設定せざるを得ず、精度が低下していました。DualCoreADCテクノロジを搭載したSIRIUS DAQシステムの高ダイナミック入力(160dB)は、高レンジと高精度を同時に可能にします。

あらゆる電流、高精度

妥協することなく、あらゆる電流の計測が可能です。SIRIUS DAQシステムのDualCoreADCテクノロジは、チャネルごとに2つの24ビットADコンバータを並列に使用します。

一方は入力レンジ全体を計測し、もう一方はレンジの5%のみを計測します。これにより1回の計測で、信号の高振幅部分と低振幅部分について可能な限り高い精度が得られます。

この独自の技術は待機電力計測において画期的なものであり、これまでにない精度を実現します。

ハイライト

  • DualCoreADC®テクノロジにより、高クレストファクタで低電流を正確に計測(160 dBダイナミックレンジ)
  • 高調波およびTHD計測
  • 入力および演算チャネルの生データロギング

一般的な構成

最も一般的な構成としては、高ダイナミック 160 dB DualCoreADC アンプと高精度電流センサで構成されたSIRIUSモジュラーDAQシステムをお勧めします。

  • 高電圧および高電流入力
  • 高精度電流トランスデューサ
  • 50 Hz または 60 Hz 用の追加電流トランスデューサ校正

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