耐環境 EtherCAT® CANロガー(シングルチャネル)
KRYPTONi-1xCAN/CAN-FDは、1ポートCANナライザとして活用できます。本体は耐環境性能にすぐれており、劣悪な環境下での計測にも適しています。EtherCAT®インタフェースが装備されておりケーブル1本で電源,データおよび同期クロックを供給します。複数のデバイスを1本のケーブルでデイジーチェーン接続することで、チャネルの拡張も容易に実現できます。
車両計測にはアナログデータの他CANインタフェース内に流れているデータの計測が欠かせなくなってきています。さまざまなセンサ出力にもCANが利用されており、CANデータの同時収録の要求はますます高くなっています。 また、最新の自動車アプリケーションにおいて車両内で使用されるセンサ数の増加にともないバスライン帯域幅拡張が必須となり、新車にはCAN-FDバスの導入が始まっています。CAN-FDでは、データクロックレートおよびデータペイロードの増加により、帯域幅を大幅に増加させることができます。
CAN-FDは下位互換性もありCAN 2.0通信プロトコルと、CAN出力が読み取り専用として使用されるSAE J1939などの特別なプロトコルをサポートします。
計測用PCとはケーブル一本で接続できます。
収録,解析用ソフトDewesoftXが標準付属されており、CAN-FDの設定も簡単に実施できます。
DewesoftXによるCAN-FD設定例
KRYPTONi-1xCAN-FDはチャネル増設として、他のKRYPTON, IOLOTEシリーズとはEtherCAT®インタフェース1本で接続できます。
容易に、CAN-FDと他のアナログ信号を同時に収録,解析するシステムを構築できます。
型式 | KRYPTONi 1xCAN | KRYPTONi 1xCAN-FD |
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ポート数 | 1 | 1 |
インタフェースタイプ | CAN2.0B | CAN-FD, CAN 2.0B |
最大更新レート | 1 Mbit/sec | 8 Mbit/sec |
他プロトコル | J1939 | |
アイソレーション | ガルバニックアイソレーション | |
バスビン過電圧保護 | ** | ±28 V |
電源 | ||
電源供給 | 9~50 V DC | |
最大センサ消費電力 | 3W | 1.4W (5V/12V) |
最大消費電力 | ** | 2W + センサ出力電源 |
環境 | ||
インタフェース | EtherCAT, 100 Mbit/s | |
CANコネクタ | D-SUB 9ピン | |
寸法 | 62x56x29 mm(コネクタ部除く) | |
質量 | 200g |
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使用温度 | -40 ~ 85℃ |
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IP | IP65 / IP67 |
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