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温度収録

熱電対,RTD,サーミスタの
データ収録

DEWESoftの温度データロガー(データレコーダ)は、熱電対,RTD,サーミスタなどのあらゆるタイプの温度センサから正確な温度ロギングを行います。モジュール式なので、1チャネル構成から数千の温度計測ポイントまで拡張できます。 DAQシステムはセットアップが簡単で、収録&解析ソフトウェアDewesoftXが標準で付属しています。

正確な温度データのログと記録

温度は、物理的な計測で最も頻繁に収録されることをご存知ですか? 温度を知ることは、人体から自動車のエンジンまで、あるあらゆるものを正しく動作させるために極めて重要です。温度は製品の耐久性に影響を与え、機械的欠陥やその他の欠陥の原因となることがよくあります。 そのため正確な温度計計測は、研究開発試験だけでなく産業や生産環境での長期モニタリングでも極めて重要です。

温度計測に使われるセンサにはいくつかの種類があります。 現在最も一般的で普及している温度計測用センサには、熱電対,RTD,サーミスタ,さらには赤外線温度検出器などがあります。

DEWESoftの温度データロガーはこれらすべてをサポートしており、センサタイプを組み合わせた温度ロガーも提供しています。

熱電対センサとは何ですか?

比較的安価で信頼性が高いため、熱電対は全体として最も一般的な温度センサです。 熱電対はゼーベック効果に基づいており、両端で接触している一対の異種金属が温度変化を受けると、小さな電位が生じることを示してます。

異なる種類の金属を組み合わせることで、さまざまな計測範囲が得られます。これらを「タイプ」と呼びます。非常によく使われるのは熱電対タイプKで、クロメルとアルミルを組み合わせたもので、-200~1350℃(-330~2460℉)の広い計測範囲を実現します。その他のタイプには、J,T,E,R,S,B,N,Cなどがあります。

熱電対からの出力は、計測システムによって線形化される必要があります。また、冷接点補償(CJC)を使用して参照しなければなりません。「熱接点」は熱電対アセンブリの測定端であり、もう一方の端は冷接点で、通常はそこに基準が配置されます。


熱電対計測の課題と解決策

これらのセンサの出力は非常に小さいマイクロボルトやミリボルトであるため、計測システムが絶縁されていない場合、電気ノイズや干渉が発生する可能性があります。DEWESoftのモジュールは、強力な絶縁でこの問題に真正面から取り組んでいます。信号チェーンに侵入する、コモンモード電圧を除去する最適な方法です。

ノイズを減らすもうひとつの方法は、計測システムをできるだけセンサの近くに設置することです。長い信号線を避けることは、信号の信頼度を最大化しコストを削減するための実証済みの方法です。SIRIUSおよびKRYPTONのモジュール式データ収録機器は、このソリューションを実現します。

CJCが不十分だと誤った計測値になります。このアセンブリは確かな基準を提供するために、周囲温度の変化から保護する必要があります。 私たちのCJCでは、各チャネルに個別のCJCチップを使用しています。CJCチップはアルミブロックから削り出され、可能な限り高いリファレンスを実現するために精密に組み立てられています。

熱電対データロガー

ユニバーサル熱電対アンプを備えた、さまざまな熱電対データロガーのリストを提供します。 これらの熱電対シグナルコンディショナは、熱電対タイプK,J,C,T,Eなど、あらゆるタイプの熱電対センサを接続できます。


製品 詳細
KRYPTONシリーズ
KRYPTONi-1xTH-HV 高いガルバニック絶縁を備えた、1チャネル
熱電対モジュール
KRYPTONi-8xTH 8チャネル絶縁ユニバーサル熱電対モジュール
KRYPTONi-16xTH 16チャネル絶縁ユニバーサル熱電対モジュール
IOLITEシリーズ
IOLITEdi-8xTH 8チャネルユニバーサル熱電対絶縁型、
分配化可能モジュール
IOLITEi-8xTH 8チャネルユニバーサル熱電対絶縁型、
ラックシステムモジュール
DSIアダプタ
DSI-TH-x DSIアダプタを使用すると、
DB9コネクタを備えたアンプを
熱電対シグナルコンディショナに変換できます

KRYPTON 1チャネル高電圧熱電対
データロガー

KRYPTONi-1xTH-HVは、KRYPTON -ONEシリーズの1チャンネ熱電対モジュールです。 高絶縁とIP6の防水機能を備えています。

KRYPTONi-1xTH-HV の仕様は次のとおりです。


  • 熱電対タイプK対応
  • 高いガルバニック絶縁 - CAT II 1000V.
  • 熱電対温度範囲:-270~1372℃
  • 24ビットΔΣADCコンバータ
  • サンプリングレート:100s/秒
  • 入力コネクタ:Lemo Redel 2P
  • Lemo 1T8f/1T8mのEtherCAT I/O
  • IP67保護等級:100Gの耐衝撃性,防塵性,防水性
  • 収録&解析ソフトウェアDewesoftX標準付属

KRYPTON 8&16 チャネル熱電対
データロガー

KRYPTONi-8xTHとKRYPTONi-16xTHはKRYPTONシリーズの8チャネルと16チャネルの熱電対データロガーです。IP67保護等級で、過酷な環境やフィールドテストに対応しています。

KRYPTON 熱電対データロガーの仕様は次のとおりです。


  • 8または16チャネル絶縁ユニバーサル熱電対および電圧モジュール
  • 入力モード:電圧および熱電対
  • 熱電対の種類:K,J,T,R,S,N,E,C,U,B
  • 計測レンジ:各熱電対タイプのフルレンジ
  • 電圧レンジ:±1 V,100 mV
  • ADCコンバータ:24ビットデルタシグマ
  • サンプリングレート:100s/秒
  • 入力コネクタ:Mini TC
  • Lemo 1T8f/1T8mのEtherCAT I/O
  • IP67保護等級:100Gの耐衝撃性,防塵性,防水性
  • 収録&解析ソフトウェアDewesoftX標準付属

IOLITE 8チャネル熱電対データロガー

2つのマルチチャネル熱電対モジュールは、データ収録システムIOLITEシリーズの一部です。 IOLITEdi-8xTHは、分散計測用のIOLITEdシャーシに搭載されたスタンドアロン分散型熱電対モジュールです。 IOLITEi-8xTHモジュールは、IOLITE R12,IOLITE R8,IOLITE LXのいずれかのIOLITEラックに取り付けられます。

2つのモジュールの仕様は次のとおりです。


  • 8チャネル絶縁ユニバーサル熱電対と電圧モジュール
  • 入力モード:電圧および熱電対
  • 熱電対の種類:K,J,T,R,S,N,E,C,U,B
  • 熱電対レンジ:各熱電対タイプのフルレンジ
  • 電圧レンジ:±1 V,100 mV
  • A/Dコンバータ:24ビットデルタシグマ
  • サンプリングレート:100s/秒
  • 入力コネクタ:Mini TC
  • 2xRJ45コネクタのEtherCAT I/O
  • 収録&解析ソフトウェアDewesoftX標準付属

DSI-TH-x 熱電対アダプタ

熱電対センサの接続には、DSI-TH-x 熱電対アダプタを使用します。このアダプタは、高精度の冷接点基準計測機能を備えています。mini TC コネクタには、1mの熱電対ケーブルが付属しています 。

DSI-TH-xアダプタは、Dewesoft DAQアンプを熱電対シグナルコンディショナに変更し、DB9コネクタを備えたSIRIUS,SIRIUS XHS,KRYPTON,IOLITE,DEWE-43,MINITAURsアンプと互換性があります。

DSI-TH アダプタは、次のタイプの熱電対で使用できます。


  • DSI-TH-C:熱電対タイプ C (W,W3,W5)
  • DSI-TH-J:熱電対タイプ J
  • DSI-TH-K:熱電対タイプ K
  • DSI-TH-T:熱電対タイプ T

RTD - 測温抵抗体とは何ですか?

熱電対と比較して、RTD(測温抵抗体)は一般的に直線性が高く、計測範囲内でドリフトがありません。 ただしプラチナを含み構造が複雑なため、熱電対よりも高価です。RTDは通常、長時間にわたって正確な温度測計測を行わなければならない、医薬品などのアプリケーションで使用されています。その範囲は600°C 以上の温度にはあまり対応しないため、高温の「接触」アプリケーションには熱電対の方が適しています。

自己給電型の熱電対とは異なり、RTDは計測システムから電力を供給されます。RTDは温度に対して極めて直線的に変化する、電気抵抗を介して温度を計測します。RTDは基本的に2線式センサですが、さらに1本あるいは2本の線(3線式および4線式接続)を追加することで、自己発熱やリード線抵抗に対する補償が向上するため推奨されます。DEWESoftのシグナルコンディショナは、2線,3線,4線の接続が可能です。

PT100(「PT」 = プラチナ、「100」 = 0°C で 100Ω)とPT1000は、RTDでは最も一般的ですが、Pt200,Pt500,Pt2000センサもサポートしています。


RTD計測の課題と解決策

前述の通り接続は熱電対よりも複雑ですが、DewesoftのDSI-RTDアダプタを使用することで、お客様のセンサを当社の計測システムに簡単かつ便利に接続することができます。

出力が小さいセンサにとってノイズは常に考慮すべき事項ですが、当社の高アイソレーション入力は考えられる限り最善の防止策となります。

ノイズを減らすもうひとつの方法は、計測システムをできるだけセンサの近くに設置することです。長い信号線を避けることは、信号の信頼度を最大化しコストを削減するための実証済みの方法です。SIRIUSおよびKRYPTONのモジュール式データ収録機器は、このソリューションを実現します。

RTDデータロガー

ユニバーサル RTD アンプを備えた、さまざまな RTD データロガーのリストを提供します。 あらゆるタイプのRTDセンサを、これらのRTDシグナルコンディショナに接続できます。


製品 詳細
KRYPTONシリーズ
KRYPTONi-8xRTD 8チャンル絶縁ユニバーサルRTDモジュール
IOLITEシリーズ
IOLITEdi-8xRTD 8チャネルユニバーサルRTD絶縁型
IOLITE分散型モジュール
IOLITEi-8xRTD 8チャネルユニバーサルRTD絶縁型
IOLITEラックシステムモジュール
SIRIUSシリーズ
SIRIUS STG 8チャネルデュアルコア SIRIUS STGタイプアンプ
SIRIUS HS STGS 8チャネル高速SIRIUS STGタイプアンプ
DSIアダプタ
DSI-TH-x DSIアダプタを使用すると、
DB9コネクタを備えたアンプを
熱電対シグナルコンディショナに変換できます

KRYPTON 8チャネル測温抵抗体
データロガー

KRYPTONi-8xRTDは、IP67の防水機能を備えた8チャネルユニバーサルRTDデータロガーです、過酷な環境やフィールドテストに対応します。

以下の仕様を備えています。

  • RTD温度,抵抗,電圧用の8チャネル絶縁モジュール
  • 入力モード: 電圧,抵抗,サーミスタ
  • 電圧レンジ:±1V,100mV
  • A/Dコンバータ:24ビットデルタシグマ
  • サンプリングレート:100s/秒
  • 入力コネクタ:Lemo 0B6f
  • Lemo 1T8f/1T8m の EtherCAT I/O
  • IP67保護等級:100Gの耐衝撃性,防塵性,防水性
  • 収録&解析ソフトウェアDewesoftX標準付属

IOLITE 8チャネルRTDデータロガー

RTDセンサ用の2つの専用RTD温度モジュールは、データ収録システムIOLITEシリーズの一部です。 IOLITEdi-8xTHは、分散計測用のIOLITEdシャーシに搭載されたスタンドアロン分散型熱電対モジュールです。 IOLITEi-8xTHモジュールは、IOLITE R12,IOLITE R8,IOLITE LXのいずれかのIOLITEラックに取り付けられます。

2つのモジュールの仕様は次のとおりです。

  • RTD温度,抵抗,電圧用の8チャネル絶縁モジュール
  • 入力モード: 電圧,抵抗,サーミスタ
  • 電圧レンジ:±1V,100mV
  • A/Dコンバータ:24ビットデルタシグマ
  • サンプリングレート:100s/秒
  • 入力コネクタ:Lemo 0B6f
  • 2xRJ45上のEtherCAT I/Oのみ
  • 収録&解析ソフトウェアDewesoftX標準付属

SIRIUS STG および SIRIUS HS
STGS タイプ RTD アンプ

SIRIUSのデータ収録システムには、あらゆる種類のフォームファクタとチャネル構成があります。 シングルシャーシで最大128チャネルのスタンドアロンDAQシステムが利用可能です。

SIRIUSデュアルコアADC STGアンプおよびSIRIUS高速STGSタイプアンプは、RTDセンサに使用できます。


DSI-RTDアダプタ

DSI-RTDは、RTDセンサ用のユニバーサルアダプタです。2線式,3線式,4線式の接続方式に対応しています。5ピン Binder 710シリーズ コネクタと付属の Binderケーブルコネクタ付き。

DSI-RTDアダプタは、DEWESoftのDAQアンプをRTDシグナルコンディショナに変更し、DB9コネクタを備えたSIRIUS,SIRIUS XHS,KRYPTON,IOLITE,DEWE-43,MINITAURsアンプと互換性があります。

サポートされているRTDタイプは次のとおりです。

  • Pt100
  • Pt200
  • Pt500
  • Pt1000
  • Pt2000

温湿度データロガー

DEWESoftの温度データ ロガーの優れた点は、簡単に拡張して他の信号やセンサを記録できることです。

温度計測では、湿度も計測しなければならないことがよくあります。私たちのデータロガーなら問題ありません。あらゆる湿度センサ用のシグナルコンディショナを備えているので、外部センサを接続して温度と同期させるのは、自転車に乗るのと同じくらい簡単です。

赤外線サーマルカメラによる温度計測

収録&解析ソフトウェアDewesoftXは、OPTRIS赤外線サーモグラフィもサポートしています。

OPTRISカメラの映像は、アナログやその他のデータソースとソフトウェアで同期され、その精度は10ミリ秒程度です。

OPTRISサーマルビデオのスマートビジュアルコントロールは、校正と温度読み取りを簡単に行うことができます。これは、カメラ画面上でマウス カーソルをポイントするか、指でタップするだけで実行されます。

スタンドアロン温度レコーダまたは
ホストコンピュータに接続

当社の温度データ収録システムは、完全なスタンドアロンモードで動作するように構成可能です。 これらのDAQシステムには、シグナルコンディショニング,データストレージ,処理コンピュータ,オプションのLCDディスプレイ、およびオプションの内蔵リチウムイオンバッテリ電源が含まれます。

一方、収録&解析ソフトウェアDewesoftXが動作するホストコンピュータに、標準的なデータインターフェースを介して接続できるシステムも提供しています。

  • USB:シグナルコンディショナを、標準USBインタフェースを介してPCまたはラップトップに直接接続します。
  • Ethernet:シグナルコンディショナを、RJ45コネクタを使用した標準Ethernetを介してPCまたはラップトップに直接接続します。
  • EtherCAT:当社のEtherCAT温度シグナルコンディショナはサードパーティのEtherCATマスタに接続することができます。

シングルチャネルまたは多チャネル
温度ロガー

温度データロガーは、数百から数千の温度チャネルを同時に収録できる温度記録システムに及ぶ、シングルチャネルまたは多チャネル構成で提供されます。

システムは、あらゆるタイプの温度センサに対応する入力チャネル数で構成でき、熱電対とRTDのシグナルコンディショナを1つのシステムにまとめることができます。

温度DAQシステムはモジュール式に設計されており、チャネル数はいつでも増やすことができます。

過酷な環境に対応する堅牢な
温度データロガー

過酷な環境での温度記録用に、堅牢なKRYPTON熱電対およびRTD温度ロガーを提供しています。 IP67保護等級を備えたこれらの温度データレコーダは以下を提供します。

  • 使用温度範囲:-40~85℃
  • 防水保護:水深1メートル(3フィート3インチ)、30分間まで浸漬
  • 防塵:ほこりの侵入を防ぎ接触から保護
  • 耐衝撃: SIST EN 60068-2-27:2009、100 g、6 ms、 half-sine、100x pos./neg 各軸、600x total
  • 耐振動: Random vibration - MIL-STD-202G Method 214A, test condition II-D. Profile break points: 50 Hz @ 0.025 g²/Hz, 100 Hz @ 0.1 g²/Hz, 2000 Hz @ 0.1 g²/Hz, Profile RMS / Peak = 13.9 g / 41.7 g, 各軸 8時間、合計24時間

温度データ収録ソフトウェア標準付属

すべての温度データロガーには、収録&解析ソフトウェアDewesoftXが標準で付属しています。 このソフトウェアは、直感的なユーザインタフェースで非常に使いやすいです。

このソフトウェアには、保存,トリガ,アラームのいくつかのオプションがあります。数式,統計,フィルタなど、演算チャネルは無制限に定義できます。レコーダ,デジタルディスプレイ,アナログディスプレイ,テーブルなどデータの可視化のために、いくつかのビジュアルディスプレイがあらかじめ用意されています。

DewesoftXに内蔵されたレポート作成ツールにより、PDFやWordのレポートを簡単に作成することができます。データエクスポートツールは、複数の業界標準データフォーマットへのデータエクスポートをサポートしています。

トリガとアラーム

DewesoftXでは、トリガ,アラーム,通知を無制限に設定できます。基本サンプリングレートに関連する、4つの異なるストレージオプションを有効にすることができます。データの保存には、次の4つのオプションが使用できます。

  • 常に高速:データは常に、ダイナミック収録レートで定義された最大サンプリング速度で保存される。
  • 常に低速:データは常に、静的/減速レートで定義された低速のサンプリング速度で保存される。
  • トリガ時に高速:トリガ条件が発生すると、データは動的収録レートで定義された最大サンプリング速度で保存される。
  • トリガ時は高速、それ以外の場合は低速:データは、トリガポイントでは動的収録レートで定義された最大サンプリング速度で保存され、トリガがない場合はレートを下げて保存される。

データは、1つ以上のトリガ条件が満たされた時のみ保存されます。このソフトウェアでは、「」と「」トリガ時間を設定して、トリガ条件が満たされる前後のデータを保存することもできます。

トリガ条件間のデータは保存されません。保存されるデータ量は最小限に抑えられます。トリガウィンドウ間を簡単に移動して、イベントを解析できる。レコーダ画面には、絶対値,時間,周波数のカーソルが表示されます。

長期温度モニタリング

長期または恒久的な温度監視のために、OPC UA標準プロトコルに基づいてローカルまたはクラウドデータベースにデータを保存する機能を備えた温度データロガーを提供しています。

Historianソフトウェアパッケージは、長期または恒久的なデータ記録のための時系列データベースを提供します。データベースはローカル,リモートサーバ,クラウドのいずれかに配置することができるます。 このソリューションは、InfluxDB時系列データベース・オープンソース・プロジェクトに基づいています。

Historianは、履歴データに役立ついくつかの便利な機能があります。

  • 生データと縮小データ: 生データは詳細な解析のために常に計測ユニットに保存されますが、Historianはクラウドデータベースに長期的に縮小データを保存する役割を果たします。
  • データの安全性と再送信: 計測ハードウェアとデータベース間の接続が失われた場合、データは計測ユニット上にローカルに安全に保存され、接続が可能になった時点でデータベースに再送信されます。
  • 傾向解析と解析:履歴データは、Historianデータベースから常に呼び出してロードすることができ、傾向解析だけでなく、詳細な解析や根本原因の特定に使用することができます。
  • Webクライアント: Webクライアントのインタフェースは、どのWebブラウザからもアクセス可能で、クロスプラットフォームおよびモバイルソリューションとなっています。最も重要なマシンの健全性データとその長期的な傾向の概要を提供します。
  • アラームとアラートのレベル: 各ディスプレイにアラームとアラートを設定し、Eメール/SMS通知と連動させることができます。

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