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サウンドインテンシティ計測

ISO規格に準拠した
音響強度レベルソリューション

DEWESoftサウンドインテンシティソリューションは、サウンドインテンシティ計測騒音源の特定に最適なツールです。シンプルで直感的なユーザインタフェースは、誰でも簡単に使うことが出来ます。シンプルな計測プロセスにより高精度と高水準の適応性を確保しながら、音響計測の手順をご案内します。すべての標準的なサードパーティ製サウンドインテンシティプローブに対応しています。

アプリケーションの概要

DEWESoft のサウンドインテンシティモジュールは包括的な計測ソリューションを提供し、残響室や無響室のような特殊な環境を必要とせずに、正確な音源探査や音響パワーの計算に使用することができます。

音響パワー計測は広く認識されている方法であり、特に音響特性に基づいてデバイスを比較するために確立されています。本格的で汎用性の高いソリューションにより、計測対象物の形状や大きさに関係なく、計測スペースや計測場所に関するわずかな要件で音響パワー計測を実施できます。

このアプローチにより、さまざまなタイプの音場で音響パワーを決定することができます。 さらにこの方法は、操作のために特殊で複雑な取り付けが必要で、他の方法では音響パワーを計測できない機器の計測を容易にします。現場での計測が、かつてないほどシンプルで強力なものとなります。 このソリューションは、迅速なトラブルシューティングや工場計測への準拠に最適で、特定の機械の音響パワーが主な懸念事項である、残留ノイズを伴う複雑な装置を含む場合に優れています。

騒音源探査において、DEWESoftのサウンドインテンシティはユーザフレンドリーで直感的なソリューションです。 音波の移動方向(マイクAからBへ、またはその逆)に応じて、ノイズ源がプローブの軸に沿って移動する際に、プラグインは異なる値(正または負)を表示します。 プローブがノイズ源に対して垂直(真上)にある場合、収録&解析ソフトウェアDewesoft Xのビジュアルコントロールは、正と負の値を切り替えます。 このプロセスは、プローブ軸の水平方向と垂直方向の両方に対して繰り返され、その結果ノイズ源の位置が正確に特定されます。

ISO9614-2 - スキャニング方式

サウンドインテンシティ スキャニング方式(9614-2)による音響パワー計測は、迅速かつスムーズな計測手順を提供します。これは特に大型デバイスに当てはまります。

DEWESoftのソリューションは非常に明確でシンプルなユーザインタフェースと、ユーザ向けの画面上のガイダンスを備えています。

最も強力な点は、サウンドインテンシティプローブのボタンのサポートで、それにより一人で操作できるようになります。スキャニング方式はシンプルで迅速であることを目的としています。それこそが、私たちが皆さんに体験していただきたいことです。

ISO9614-1 - 離散点での計測

時間に余裕がある場合や、より詳細なアプローチが必要な場合は、セグメンテーション方式(ISO 9614-1)が最適です。対象物のすべての面(通常は5面)から計測すれば、音響パワーを計算することができます。しかし私たちのソリューションでは、結果をより詳細に解析することが可能です。ソフトウェアが各セグメントのレベルを維持しさらにサブセグメント化することで、テスト中のデバイスに関する追加情報を抽出することができます。

さらにサウンドインテンシティプローブボタンは、セグメント間の移動や計測のスタート/ストップのトリガーとして使用できます。

オブジェクト画像の上にオーバーレイ表示されるシンプルなビジュアルユーザインタフェースによって、当社のソリューションは、計測結果と主要な品質パラメータを直感的に見ることができます。

全周波数帯域をシームレスにカバー

当社のソフトウェアは、さまざまなインテンシティプローブをサポートしています。それぞれに、対象の周波数帯域に対応するマイクギャップを提供する厳選された固体スペーサーが付属しています。

信頼性の高い迅速な操作を提供するために、プローブの品揃えを厳選しました。 対応するインテンシティプローブはすべて、異なるマイクスペーサー間で簡単に切り替えられるように設計されています。そのため、全周波数範囲を簡単かつ迅速にカバーできます。

拡張しやすいソリューション

SIRIUS mini データ収録システムには2つのアナログ入力があり、加速度センサや各種電圧センサなどのセンサを追加することができます。 これにより他のパラメータを同時に計測および表示し、それらをサウンド信号と完全に同期させることができます。

GRAS 12AR電源モジュールとの組み合わせにより、200Vの分極電圧を必要とするサウンドインテンシティプローブ用のプラグアンドプレイソリューションを提供し、既存の機器も使用できます。

ポータブルで適応性のある
サウンドインテンシティシステム

最高の使いやすさを追求します。SIRIUS mini DAQシステムは、ノートパソコンからUSB経由で電源を供給し、どこにでも簡単に持ち運んで使用することができます。私たちの先進的なソリューションは非常にポータブルです。

200Vの分極電圧が必要で可搬性に問題がある場合は、G.R.A.S.とのパッケージを提供します。 12AB型インテンシティ電源モジュールは、既存のインテンシティプローブに適応するソリューションでありながら、「オフグリッド」ポータビリティを維持しています。

電池で駆動する場合、電源モジュールは完全にポータブルなサウンドインテンシティ計測チェーンにシームレスに統合され、最大11時間の電池寿命を確保します。

入念な校正

最新の計測技術とソリューションには、計測チェーンの品質とコンプライアンスを確保する方法が必要です。DEWESoftは近年近、この分野に特別な取り組みを行っています。

DEWESoftのSIRIUS DAQデバイスは、IEC 61672-3:2013に準拠した校正が可能です。

当社のサウンドインテンシティソリューションには、単一周波数の圧力精度の手順や、GRAS 51AC サウンドインテンシティプローブ校正器を使用した計測チェーン全体の位相校正も含まれています。

さらに、IEC 61260: 2014規格に準拠したフィルタ校正サービスも提供しています。

サウンドインテンシティ計測の事例

サウンドインテンシティプローブやベーン風速計を使った手作業による計測は、計測点の数が多いため時間がかかり、非効率的です。このような計測を自動化する主な理由は、優れた再現性を達成し、他の計測にかかる時間を節約し、結果の解析を改善することです。

一方で協働ロボットを、どのように制御するかが大きな課題となっています。 ドゥーザン・ボブキャットの自動インテンシティプローブ計測には、Dewesoft DAQシステムおよびサウンドインテンシティプラグインを備えたDewesoft Xが広く使用されています。

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